憧れの古民家ライフ

現在、匝瑳市にはいくつか空き家があり、修復がいらずそのまま住める物件から、ちょっとした修復が必要な物件、さらにはまるごと修復が必要なハード物件までいろいろとあります。匝瑳にやってくる移住者はたくましい方が多く、何でも自分や仲間たちで直していく精神が根付いていて、雨漏りや床の張替え程度は序の口で、お化け屋敷レベルのハード物件を選び、ゆっくり楽しく修復している方も何人かいます。そういったところでは、修復ワークショップも開催されるので、移住者やこれから移住してくる人の勉強の場にもなって、全体的なスキルアップになっています。実際、僕も現在スキルアップ中です!学びの場が近くにあるというのは、ありがたいことです。

そんなことを言っておきながら、わが家はまったく修復いらずの物件だったのですが、移住前に何度も通うことが難しかったですし、早く引っ越したい気持ちがあったので、僕にとっては「修復がない」ことは大変助かりました。

思いもよらずいきなり念願の古民家生活が始まったわけですが、やはり都会の家とはちょっと違う面白みがあります。その辺について書いてみようと思います。

エアコンはもちろんありません。ですが、風通しがいいので夏はそれほど暑くなく、心地よく過ごせました。まあ、その代わりと言ってはなんですが、冬は寒い!断熱材も入ってないので冷気がダイレクトな上に隙間があるので、台所や押入れの中が外のように寒いんです。今年は暖冬だったとはいえ11〜1月の朝晩の冷え込みは厳しく、朝はなかなか布団から抜け出せませんでした。最近気温が上がってきたのが嬉しいです。

それから水です。僕は以前から水道水の塩素が気になっていたので井戸水はとてもありがたかったです。

井戸水だとお風呂の水がやわらかい!いい湯だなぁ

千葉県は井戸水をひいている家庭が結構多く、全然珍しくありません。井戸水と言うと、手で汲み上げる画を思い浮かべがちですが、今は電動ポンプがあるので、蛇口をひねれば普通に水が出てきます。場所によって水質が全然違うので、飲料として使うには、有料ですが水質検査をすると安心です。専用のポリボトルをもらい、自分で採水し、検査機関に持っていくと1週間ほどで結果が出ます。飲んでも大丈夫な“適”をもらうとやっぱり嬉しいですね。

そして、もう1つ特徴的だったのがトイレです。元々はぼっとん便所だったんですが、前の住人の方がバイオトイレに替えてくれました。何が違うかと言うと、ぼっとんは定期的に汲み取りに来ますが、バイオトイレは汲み取りに来ません。微生物の分解の力に任せています。よく「夏は臭いんじゃない?」と聞かれますが、逆です。微生物は温かい場所で活動が活発になるので、夏はほとんど臭わず次の日には“物体”が跡形もなく無くなるくらいです。対して、寒い時期や雨の日は活動が落ち、臭いもするし、“物体”がしばらく残ります。その辺の問題を解消する便利なグッズもありますが、今のところ手作業で撹拌したり、もみ殻や炭を撒いたり、アナログなやり方で乗りきっています。

微生物の働きを活性化させる秘密兵器!
水に混ぜて…
トイレに流し込むだけ

それから虫です。引っ越してきた当初はアシダカグモという大きな蜘蛛が家の中を歩き回っていました。カサカサ足音がするので、慣れないうちはなかなかの迫力でした。蜘蛛は他の虫から家を守ってくれるので、追い出しません。

人間を攻撃してこないし、いい距離感で同居しています

夏は洗面台に毎晩ナメクジが現れていましたし、よくゴキブリも飛んできてました。蚊は夏はたくさんいましたし、冬になってもいなくならず、そろそろいなくなったかと思えば、最近暖かくなったせいかまた活発になっている気がします。元々、無駄な殺生はなるべくしたくないと思っていたのに、毎日子どもが何ヵ所も刺されているのを見てからは、蚊を見つけては「絶対見逃すものか!」と目の色を変えて必死に蚊を追いかけるようになりました。なんとも滑稽なものです。蚊は環境を改善させれば減るはずなので、今年は蚊が発生しないような環境づくりを心がけたいと思います。

uchinokurashi

いつもご支援ありがとうございます。とても助かっています。本来は個別にお礼のメールを差し上げたいと思っているのですが、なかなか追いつかずにいます。昔ながらの作りの発酵食品を食べ、添加物などを極力抑え、ストレスも抑え、腸内環境をよくしてウィルスに負けない体づくりを心がけましょう!

¥200

投稿者: uchinokurashi

内山隼人 「ロボットダンスをするスーツの7人組」でお馴染みのあのグループのメンバー。何でもお金の都市型生活に疑問を持ち、2019年7月に千葉県匝瑳市に妻と1歳の子を連れ移住。はじめての子育てで、今まで経験したことのない喜びと経験したことのない忙しさに翻弄されながら、一つ一つ暮らしをつくり始める。狩猟免許を取得し、今季猟師デビューしたばかり。自然栽培の田んぼと畑を少し経験するも、現在は体が追いつかずお休み中。やりたいことは山ほどあるが、限られた時間のなか取捨選択しながら毎日を送っている。

憧れの古民家ライフ」に3件のコメントがあります

  1. 隼人さんが今の生活を楽しんでいるのが、とても伝わります。
    今、街の方は全てが自粛であまり経済が回っておらず、こういう時の自分の無力さを感じてしまいます。
    やはり出来るところは自然に還る…そんな生活がいいのかもしれません。

    体調には、くれぐれもお気をつけください。

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  2. 古民家はそこそこいい?物件だったんですね。匝瑳がそういう街だったとは知りませんでした。
    田舎暮らしイコール虫が気になっていたのですが、蚊はさすがに共存しない方がいいですよね。私は親戚に蜘蛛の研究者(たまにテレビに出てきます)がいるので蜘蛛は殺さないようにしているのですが、守ってくれるとは知りませんでした。気を付けてみます。

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